カーボンナノチューブ長さ評価法の開発

これまでカーボンナノチューブ(CNT)長さを測定する方法は、顕微鏡観測などによって、一本一本数え上げる、時間および労力のかかる方法しかありませんでした(測定:10数分×10数枚 + 解析:数時間~数日)。私たちは、遠赤外吸収スペクトル測定によってCNT長さおよび品質評価をおこなう簡便な方法を開発しました(測定:数分)。


長さの異なった単層CNTの遠赤外吸収スペクトル


各種単層CNTの吸収ピーク位置とAFMより見積もったCNT長さとの関係

参考:

  1. “Length Dependent Plasmon Resonance in Single-Walled Carbon Nanotubes”, T. Morimoto, S.-K. Joung, T. Saito, D. N. Futaba, K. Hata and T. Okazaki, ACS Nano, 8, 9897-9904 (2014).
  2. “Optical Resonance in Far-Infrared Spectra of Multi-Walled Carbon Nanotubes”, T. Morimoto and T. Okazaki, Appl. Phys. Exp., submitted.