ナノテクノロジーの社会受容

ナノテクノロジーはナノのスケールで原子・分子を操作することで、カーボンナノチューブのように、これまでにない新しい機能を備えた産業用の素材を創出する基盤技術であり、新興の科学技術の一つに位置づけられます。新興の科学技術の研究開発においては、十分な科学的知見が蓄積されない段階でその科学技術を適切に管理することが求められます。また、ナノテクノロジーは多様な学問分野の融合を新たな知の創出の原動力としていますが、このような学際的な研究開発もその管理を難しくしています。そこでナノテクノロジーの研究開発においては、ナノテクノロジーが社会へ及ぼす様々な影響について詳しく知り、問題を見極め、その解決に努め、さらにその成果を研究開発に活かすという取り組みが行われています。新興の科学技術であるが故の不確実性の解明や、その管理策や対処法の確立といった難問の数々は総称して社会受容の課題と呼ばれています。当研究センターではナノテクノロジーの社会受容の課題への取り組みの一環として、研究開発や規制策に関連する多様な情報を社会へ、また、社会からの科学技術に対する期待や不安を研究開発の場へ伝えるべく取り組んでいます。

 

書庫

これまでに発行したナノテクノロジーの社会受容に関連する資料や書籍などを公開しています。

 

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